2015/05/01

適性検査の比較と選び方

そもそも「適性検査」は、新卒採用の選考試験の一ステップとして一般的になっているが、どのような背景で選考手段として定着したのだろうか。

選抜を目的とした筆記試験は、中国の官吏選抜試験である科挙など古くから存在する。その中でも科学的な手法をもとに人物を測定する検査は、20世紀初頭に欧米で開発された。日本でも、ほぼ同時期に心理学をベースとした職業適性や職業興味を測るものが開発され、知能検査とともに教育業界で普及し始めた。実際に民間企業で利用が始まったのは、1970年代以降。その後、学歴偏重主義への批判の高まりや、バブル崩壊以降の新卒学生の戦力化が注目された流れの中で、ポテンシャル能力を測るために様々な適性検査が開発・商品化されたことが、ツールの性能向上やサービスの多様化に繋がったと考えられる。また、近年では、WEB公募手法の定着による応募学生数の増加による選考業務の負荷の軽減を余儀なくされたことなども適性検査が選考ツールとして発展した背景といえる。
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