2016/06/27

企業が奨学金返済を支援 優秀な学生の確保狙う

大学進学などで借りた奨学金の返済滞納が問題となる中、社員の奨学金返済を支援する企業の取り組みが広がっている。安心して働ける環境を整えるとともに、優秀な学生の確保につなげることが狙いだ。6月から平成29年卒業予定の大学生の就職活動が本格化しており、奨学金支援制度は会社を選ぶ理由の一つにもなりそうだ。

 肩代わり

 ブライダル関連のノバレーゼ(東京)は24年に、社員が返済している奨学金の残高に応じて最大200万円を支給して肩代わりする「奨学金返済支援制度」を設けた。

 24年7月1日を勤続年数の開始基準日として、5年以上と10年以上の社員に奨学金の未返済分に対し最大100万円ずつ支給する。初めての支給となる29年の対象者は全社員約650人(4月末時点)のうち44人。支給総額は最大4400万円となる見込みだ。