2016/06/28

どうなる18年卒の就活スケジュール 地震説、メンツ説いずれにせよ

今回のテーマは「2018年卒の就活時期」です。

本連載でも何度か紹介した就活時期変更。新たな動きが出てきましたので改めてお知らせします。同じ話で飽きた、という声もあるでしょうが、事情を知らない方のために、まず経緯を説明します。

2015年卒までは「広報解禁3年生の12月・選考解禁4年生の4月」でした。そんなに早くては学業への妨げになる、ということで、16年卒は「広報解禁3年生の3月・選考解禁4年生の8月」へと変更になりました。ただし、変更を決めたのは日本経団連で、法的拘束力はありません。

変更した年に問題が続出
どうなる? 2018年卒の就活スケジュール
これで解決、と思いきや、選考解禁前に実質的な内々定を出す企業が続出。文系学生は、早い段階で内々定を得ても本命の大手企業の選考時期が遅く、就活を終えられません。例年なら、失敗した学生の就活期間が長びくのが普通でしたが、16年卒は成功した学生さえも延々と長期化する弊害が生まれました。

さらに、理工系学生の学業を阻害することにもなってしまいました。彼らは4年生の7月ごろから卒業研究準備を始めます。学業と就活の両立を強いられ、日程の「後ろ倒し」の目的であったはずの「学業への妨げ」が皮肉にも理工系学生について顕著になりました。