2016/08/25

中小企業が優秀な新卒を採用するためのコツ

中小企業は新卒採用で特に苦労する
採用担当の悩みは、大手企業でも尽きないものです。しかし、中小企業の新卒採用に至っては、優秀な人を見極めるのは困難を極めます。相変わらずハローワークに頼る中小企業も多いのですが、無料で新卒の採用活動が可能な反面、応募自体が少ない傾向にあります。その上、有能な新卒には滅多に出会えないのも実情です。かと言って、採用予算が乏しい中小企業が、高コストの大手就職サイトに広告を出すのも躊躇されます。ところが、新卒採用のツール以上に肝心な部分が、中小企業経営者の意識から欠落している場合も多いものです。

自社にとっての「有能な社員」を説明できない

それでは、中小企業が自社に合う新卒を採用するには、どうすれば良いでしょうか。逆説的ですが、有能な新卒を採用できない中小企業には、決定的な特徴が共通して存在します。それは、経営者が採用したい新卒の具体像を持っていない点です。中小企業である自社にとっての有能な社員を、具体的に言葉で表現できないのです。優秀な人材を中小企業が得たかったら、ここをクリアにすることから始めましょう。

有能な新卒の定義は会社によって違う

因みに、優秀な新卒を採用したいと言っても、企業によりその理想形は異なるのが当然です。仮に、有能な営業マンとして育つ人材が欲しいとしても、大手総合商社で開発途上国に化学プラントを売り込む優秀さと、中小企業である地元密着型広告代理店で飛び込み営業できる優秀さでは、明らかに異質のものです。このように見てくると、中小企業の経営者にとり、自社が欲する優秀な人材を具体的な言葉で表現できる大切さが、非常に良く分かるでしょう。

有能な新卒を採用できるチャンスは増えている

それでも、最近の新卒採用のマーケットを俯瞰すると、ゆっくりながら確実な地殻変動が起きています。中小企業やベンチャー企業にとり、今までにない有能な新卒採用のチャンスが到来しているのです。例えば、米国ほど明確ではないにせよ、有能な人材ほど「若くても経営者の近くで大きな役回りを演じられる」、「中小企業やベンチャー企業が相応しい」、「大手企業にジェネラリストとして採用されると、起業能力が養えない」などの高い意識を持つ新卒学生も増えてきています。

ビジョンに賛同してくれる新卒を採用する