2017/03/27

人事が語る「就職活動に異変?」(3)~『ある意味』優秀で堅実な人材

 2018年卒業予定者による就職活動が本格化して、まもなく1カ月が経過する。

記者は、その世代前後の人々と接する機会が多いのだが、総じて穏やかな性格の若者が増えたという印象がある。彼らに就職先・卒業後の進路をヒアリングすると、「上場企業」「業績が安定している企業」「働きやすい労働環境が整っている企業」「人間関係の調和がとれている企業」「あまり残業や時間外労働がなく、休日・休暇が確実に取れる企業」など、前回の記事でも触れたとおり、安定と安心を最優先した就職を希望している傾向が強い。「高い給料が欲しい。そのためなら、猛烈に働くことも覚悟している」「休日・休暇、福利厚生などの労働環境より、自分の実力が試される仕事をしたい」など仕事面を優先することを望んでいるのは、10人中1~2名程度である。「猛烈に働いて稼ぎたい」より「堅実に仕事を行い、人生を築きたい」というライフスタイルを望んでいる人々が増えていることを体感した。