2017/01/10

就活OB訪問、アプリが仲立ち 相手探せる『存在感』

年も明け、大学3年生は就活に向けて走り出す時期だ。企業の広報解禁が3月、面接開始が6月と短期決戦の就活では、事前のOB訪問で業種や企業を見定めることが重要になってくる。訪ねる相手を気軽に探せるスマートフォン(スマホ)のアプリも、存在感を増してきた。大手就活サイトの情報だけに頼らず、積極的に社会人の声を聞く就活のスタイルが広がりそうだ。

「著名な起業家にも会えて視野が広がった」。都内私大4年生の奥岡権人さん(23)は、そんなアプリ「マッチャー」を手放せない。マッチャーのサービスを通じて2016年の就活中に約60人の社会人と会い、「自分を知ることの大切さを学び、実力がついた」。人材関連会社の内定を得て、今はアプリを通じて後輩の相談にも乗る日々だ。

このアプリは同名のベンチャー、マッチャー(東京・新宿)が16年9月に公開。同年2月に始めたネットサービスの使い勝手を高めた。OB訪問に協力したい社会人に社名や職種などの登録を呼び掛けており、同様に校名や志望業種などを登録した学生は訪問相手を検索できる。会ってみたい社会人にメッセージを送り、面会につなげる。