新卒採用担当はWatson、ソフトバンクの割り切りと手応え

 「事務作業に割く時間が4分の1になった」。ソフトバンクの新卒採用を担当する中村彰太人材採用部採用企画課課長が破顔する。同社は新卒採用のエントリーシートの合否判定に、米IBMの人工知能(AI)である「IBM Watson」を利用している。

エントリーシートの合否判定システムの運用を開始したのは2017年5月29日。3カ月が経過して「事務の効率化だけでなく、仕事の質も高まったと感じている。エントリーシートの評価に個人の目線のブレが入らず、従来以上に客観性を持てるようになった」。中村課長はこう評価する。新たに確保した時間を内定者のフォローや大学訪問に利用している。