2017/04/26

新卒社員が3年で辞めるのは「採用ロードマップ」がないからだ

前回、企業の新卒採用が盛んな一方で、採用した社員の3割が3年以内に辞める状況が30年間も続いている様子をお伝えした。こうしたミスマッチが起きる原因には、企業側の「情報開示」の姿勢がある。特に就職情報サイトが普及したことで、学生が企業に抱く印象と就職後の実情がかけ離れるようになっているが、この状況を変えるため、企業に打つ手はあるのか。(『日本の人事部』編集部)

 人手不足の環境下だが、「欲しい能力の人が採れないこと=人材難」が原因で採用の「ミスマッチ」が起こるのではない。以前から、採用選考に関するさまざまなプロセスに問題が存在していたのに、適切な手を打ってこなかったことがそもそもの原因である。それに加えて、近年の「超売り手市場」が問題解決をより困難にさせている。このような状況の中、どうすれば採用の「ミスマッチ」を防ぐことができるのだろうか。