2016/08/08

選考解禁、混乱を回避 来年も6月 中小から見直し求める声

経団連は今の大学3年生が対象となる2018年春入社の新卒大学生の就職活動日程について、大企業による面接の解禁日を17年春入社と同じ「4年生の6月」にする方向で調整に入った。10月にも決定する。現状維持を歓迎する声もある一方、中小企業などからは見直しを求める声も根強く、19年春入社以降の検討課題となる。

 17年の日程を変えないのは、1年前から説明会会場などを予約する企業が多く、混乱を避けるためだ。会社説明会の解禁「3年生の3月」、内定解禁「4年生の10月」も変更しない。

 経団連は16年春入社で説明会の解禁を3年生の12月から3月へ、面接解禁を4年生の4月から8月へと繰り下げた。しかし、水面下で採用活動を前倒しする企業が相次ぐなどしたため、17年春入社では面接解禁を2カ月早めて6月にした。経団連の会員企業からは「解禁日が猫の目のように変わって準備が大変」(電機大手)などの不満が出ていただけに、現状維持の方針には歓迎する声が出ている。