注目【第2回】新卒採用の戦略を立てよう

自社を知り、就活生を知り、敵を知れば百戦危うからず。

新卒採用を行うにあたって、どんな学生をターゲットにするのか、自社のどんなポイントを押し出していくか、どんな方法で集客していくか、などの具体的な戦略を考える際は、自社を取り巻く環境をしっかりと分析することが必要になります。

上記のように、採用戦略を考える上では、自社・学生・競合の3つの観点を押さえておくことが非常に重要になります。この中で1つでも視点が抜けてしまうと、競合環境や、ターゲットの学生を考慮できない独りよがりな戦略になってしまいます。

就活生を知ろう。

上記のように、就活生はたくさんの企業にエントリーし、その中から説明会に参加する企業を選び、エントリーシートを提出する企業を絞り込んでいます。多くの募集企業の中から、就活生に選ばれるためには、就活生の志向を理解しておくことが非常に大切です。学生の就職活動に対する志向は景気の状況や、世の中の風潮によって毎年一定ずつ変化していっています。自分たちが就職活動をしていた時の感覚で考えてしまいがちですが、今時の学生の志向を踏まえて考えることが必要ですね。下記では、参考例として2015年度の新入社員のアンケートをご紹介します。

賃金体系志向で見ると、直近3年間は年功序列賃金志向が上昇し、安定志向が高まっていることが伺えます。別の設問でも、就職先でいつまで働きたいと思うかという問いに対して、「定年まで」が最も高く 41.5%で、前年より12ポイントも増加し、過去3年で最も高い結果でした。こういった志向を踏まえると、就活生にから見て、長く働き続けられそうな会社だと感じてもらうことが有効であることが分かります。こういった安定志向の学生を採用したいかどうかは企業によって考え方はあるでしょうが、一般的なトレンドとして理解しておきましょう。

敵を知ろう

次は競合についてですが、就活生が、自社と他社を比較し、選ぶ際にポイントになっているものは何でしょうか?そのポイントをしっかり理解をし、競合よりも自社を魅力的に感じてもらうことが重要です。そのポイントは、自社にとってどんな企業が採用上での競合となっているかによって、変わってきますので、下の表を参考に、競合と比較して、自社のどんなポイントが強みとして打ち出すことができるのか、検討してみてくださいね。