インターンシップを活用した採用活動成功への近道

6月の選考解禁から1か月が経過しました。
6月15日段階の内定率は65.8%。
そのうちの6割は就活を終了しています。
一部の企業では採用活動を継続されていますが、
すでに翌年度採用に向けての動きも始まっています。

就職情報の公開解禁日が3月に後ろ倒しされてから、
公開前に優秀な人材を確保しようとインターンシップが盛んになりました。
3年前には32.7%だった学生のインターンシップ参加率も、
今年度は62.1%となり、多くの学生がインターンシップを利用しています。
2018年卒の学生も対前年比112%という勢いで
インターンシップサイトへの登録が伸びており、
就活におけるインターンシップへの参加が
一般化されていることを示しています。
企業にとってはインターンシップ開催の有無が
採用成功を左右する一つの要因となっています。

インターンシップとは従来、「就業体験」という意味です。
実際の仕事を体験することで適性を判断し、
企業選択や職業選択の一助にしてもらうのがそもそもの目的です。
しかし、現在の新卒採用におけるインターンシップは、
就業体験ではなく会社説明となっており、
開催されているインターンシップの83.5%が
1日開催のグループワーク形式が中心となっています。
そのため多くの社員を巻き込まずとも、
人事担当者のみで大きな手間をかけずに開催することが可能なため、
インターンシップが採用活動の流れに組み込まれることとなりました。

採用情報の公開が12月だった頃の採用活動の流れは、
エントリー獲得→会社説明会→選考→内定
でしたが現在では、
エントリー獲得→インターンシップ→会社説明会→面接→内定
となっています。
就活生にとってもインターネット上の文面での企業研究だけでなく、
直接接触で企業や業界、仕事を理解できる
インターンシップに参加することで企業研究を行い、
受験企業や就職先を選択するようになりました。
事実、インターンシップに応募した企業に対して、
69.5%の学生が3月以降の選考に参加しているというデータもあり、
インターンシップを開催し、早期に動機形成を行うことが、
採用成功の重要な要素になっています。