新卒採用を増やす見込みの企業が17%、冬のインターンシップを強化

業界別では採用人数が「増える見込み」の企業は「IT」で21.2%と唯一2割を超えた一方、「金融」では2.6%と唯一1割を切った。「減る見込み」でも金融のみ1割を超え13.2%となっている。

 2018年卒学生の採用で注力したいことは「大学との関係強化」(58.5%)、「インターンシップの実施・見直し」(48.5%)、「内定者フォロー」(47.2%)などが約5割に上った。前年と比較すると「インターンシップの実施・見直し」は前年の37.3%から48.5%へと大きく増加している。

 2016年度のインターンシップ実施状況は「夏季に実施」が40.6%、「秋季に実施予定」が17.8%、「冬季に実施を予定」が43.4%となっており、どの時期の開催も前年より増えている。特に冬季開催は前年から11.3ポイント増加した。実施期間を見ると、冬季は1日以内の短期プログラムが7割を占めている。

 2018年3月卒業予定者の面接開始のピークは「2017年4月」で、38.1%の企業が面接を開始すると回答しており、前年よりさらに前倒しが予想されている。内定出し開始は「2017年6月」との回答が最多となった。

 ちなみに、2017年3月卒業予定者の採用選考は「終了した」が57.6%となっており、内定者への満足度は「質・量ともに満足」が29.6%、「質には満足だが量に不満」31.5%、「量には満足だが質に不満」18.4%、「質・量ともに不満」が20.6%となった。7月に実施した中間調査と比べると「質には満足だが量に不満」は5.6ポイント減となっており「質」に不満をもつ企業が増加した。

 調査は、2016年9月26日~10月5日、全国の主要企業1万6912社を対象に実施し、1429社から回答を得た。(従業員1000人以上436社、300~999人553社、229人以下440社)