地方学生の救世主となるのか!? Skype面接体験レポート

こんにちは!

新卒WATCH編集部インターン、関西在住の大学4年のサトリエです。

唐突ですが、“Skype面接”ってご活用されていますか?

スカイプ面接
無料で使えるインターネットTV電話サービスSkypeは、これまで社内での遠隔会議のツールとして浸透してきましたよね。日本ではあまり馴染みはありませんが、欧米ではSkypeは一次面接によく使われます。最近ではSkype面接を新卒採用に導入する日系企業も増えてきました。これによって留学中の学生、地方学生がよりスムーズに就活が行えることが期待されます。企業にとっても、Skype面接を活用することには以下の3点のメリットが挙げられます。

  1. 採用活動のコストの削減、効率化
  2. 遠隔地に住む多様な学生にアプローチすることができる。
    • グローバル採用が可能に
    • 地方に本社を置く企業が首都圏に住むIターン・Uターン応募者を集めやすい
  3. 面接の様子を動画に記録することができる。
    • •あとから映像を見直したり、複数の採用担当者と共有することで2次面接以降の候補者を絞ることができる。

とはいいつつ、実際にSkype面接を導入するのには様々な不安や疑問があると思います。今回は、私が就職活動で実際に行ったSkype面接の体験レポートをお届けするとともに、Skype面接導入のメリット・デメリットを現役就活生の目線から書いていきます。

日本のSkype面接導入事例

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先述した3つのメリットから、日本では2010年頃からSkype面接を導入する企業がではじめ、現段階では1次はSkype、2次は対面という企業が多いようです。
ビジネスジャーナルの調べ
によると導入企業は読売テレビや楽天、サイバーエージェント、三幸製菓などがあります。


『読売テレビ、スカイプを利用したウェブ面接を実施〜日本初「スカイプ面接」は好感触』

読売テレビ放送は2009年度「総合職 技術コース」の新卒職員採用試験にて、実験的にIP電話サービス「Skype(スカイプ)」を活用した面接を行いました。
採用選考にあえてIT技術を用いることで「当社もIT技術に力を入れている」という姿勢を学生に対しアピールし、「新しい取り組みにチャレンジできる土壌が当社にはある」という企業イメージを学生に植付けることが狙いだったといいます。
Skypeの活用により、会場費・出張旅費等がかからないため、今までなかなか受験してくれなかった関西・関東以外の学生を面接することが可能になったそうです。実際には、応募総数は約500名となり、約25%(約100名)増加しました。そのうちウェブ面接希望の40名の応募の中から、書類選考で12名の学生をウェブ面接しました。

サトリエの体験レポート

私が某企業を受けたときは以下のような流れでした。

Skype面接予約

まず、会社の採用サイトのマイページからからSkype面接の予約を取り、この時に自分のSkype IDも登録します。

前日になると以下のリマインドのメッセージがSkypeのアカウントに送られてきます。

こんにちは。株式会社○✖️の人事部です。

明日面接のご予約をいただいております。

面接開始時間の15分前にオンラインの状態でお待ちください。

※面接開始時間は日本時間で表記されておりますのでお気をつけください。どうぞよろしくお願い致します。

当日

15分前からSkypeを起動してカメラの前でスタンバイ。
実際に面接が始まったのは、予定時刻の5分後でした。

体験してサトリエが思うSkype面接のメリット・デメリット

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Skype面接のメリット

交通費がかからない

地方学生にとってネックとなっている交通費の負担が軽減されるので気軽に応募できます。

ちなみに、金沢の大学の友達曰く、金沢は交通費の負担、情報格差の面において地方の中の地方だそうです。金沢ではほとんど説明会は行われないため、大阪の説明会に参加するためには片道6,300円の電車か、3,250円の格安バスを使わなくてはならないそうです。格安バスは毎回買える訳ではなく、かさむ交通費と長い移動に金沢の学生は疲弊状態とのこと。

場所を問わない

私は自宅で面接を受けました。人によっては公共wifiが使える学校やカフェで受ける人もいます。面接会場に行かなくていい反面、ネット環境がある場所でないと面接がそもそも行えません。

リラックスできる

面接会場の独特の空気感、緊張感が無いせいか、落ち着いて喋ることができました。

Skype面接のデメリット

音声が聞き取りづらいことがある

私と面接官1on1の面接だったのですが、通信やPCが原因でたまに声が途絶え、話しがかみ合わないことがありました。

印象が伝わりにくいことがある

面接官の細かい表情の変化が読み取りづらいため、対面の面接より自分の気持ちがあまり伝わっていないのではと不安になりました。

カメラを見ながら話すことに違和感

誰もいない空間で、カメラ越しに喋るというのは普段からテレビ電話を普段あまりしない人は違和感を感じるのでは、と思いました。

ネット環境に左右される

社会人であれば、社内にはwifiがあって月末にスマホの速度制限に引っかかるというのはなかなか無いかもしれませんが、学生にとっては日常茶飯事!!!!!
毎月ビクビクしています(笑)
自宅生であればまだしも、一人暮らしの学生の中で家に回線を契約している学生は少ないです。スマホのモバイルデータを使ってテサリングをしているか、ポケットWifiを所有しているかのどちらかです。
つまり、学生にとってSkype面接は、忙しい中で場所を問わず行ってもらえる分便利ですが、月に何度もSkype面接があると速度制限に引っかかる可能性が大という訳です。速度制限によって、Skype面接時に不具合が生じ、満足のいく面接にならないこともあるかもしれません。
そんな事情もあって、公共wifiが使える学校やカフェで受ける人がいるのです。
私は大手コーヒーショップでSkypeミーティングをしたことがあるのですが、度々音声が切れ、なかなか話が進まなかった経験があります。つまり公共wifiも必ずしもネット環境がいいという訳ではないということです。

Skype面接でモヤっとすること

服装ってどうしたらいいの?

私が受けた会社だけなのかもしれませんが、服装の指定がありませんでした。
就職活動なのだから、何も言われなくてもスーツが当たり前だと言われればそうなのですが、Skype面接は留学中の学生も利用する訳で、必ずしも彼らがリクルートスーツを留学先に持って行っているとは限りません。
それでは、日本にいる学生がSkype面接を受ける際はスーツというのが暗黙の了解なのでしょうか。
はたまた、Skype面接は多忙な就活生を思いやるのであるから、服装は自由ということなのでしょうか。
学生側としては何らかの指定があった方が安心して臨める気がします。

現役就活生の視点から

Skype面接にも一長一短があるというのが率直な感想です。しかし、今後Skype面接がもっと増えてほしいと思います。
友人をみていても、地方からの移動でくたくたに疲れて不必要なストレスを抱えています。そ
んな地方学生にSkype面接という選択肢が増えることには大きな意義があります。また、就活支援の一環として、割安でポケットwifiを日割りで貸し出すサービスがあったらいいのにな、とも思いました。

この記事を書いた人:サトリエ

サトリエ

東京から関西の大学に進んだ現役就活生のサトリエです。 1年間ヨーロッパ13カ国を1人旅するなど好奇心旺盛。趣味は裁判傍聴とサウナ。無類の珈琲好きです。新卒WATCHインターンを通して、人に伝わる文書の書き方を身につけたいです。