就活生はどこで情報を集めている!? 地方学生は就活弱者か

こんにちは!

新卒WATCH編集部インターン、関西在住の大学4年のサトリエです。

2017年3月3日に厚生労働省が公表した1月の有効求人倍率は(季節調整値)は、前月比横ばいの1.43倍でした。全国全ての都道府県で1倍超えを継続しています。これは明らかな売り手市場です。

売り手市場だから早く内定を出さないと、優秀な学生がどんどん採用の市場からいなくなってしまうのではとお考えになってはいませんか?  

関西国際空港

優秀学生はまだ地方に残っている

確かに都内の学生はそうかもしれません。都内の会社に応募するのに優位なのは明らかに都内の学生です。都内にいる分、情報感度が良く、交通費も地方学生と比べるとさほどかからず選考に臨めます。
しかし、本当にアプローチしたい就活生のターゲットは誰ですか。  
国立、早慶、MARCH、関関同立など?
地方に目を向ければ、優秀な学生はまだまだ沢山いると思います。前回のコラムで書かせていただいたように、地方学生は1)情報格差 2)交通費の負担 に苦しんでいます。友人と話していてもWebセミナー、Skype面接には大きな需要があるなというのが感覚です。
今回はこの地方における情報格差をクローズアップしていきます。

地方学生にアプローチするなら学内イベント

2016年にキャリタスがおこなった調査によると、9割以上の就活生が「就職情報サイト」から情報を集めているそうです。次いで「大学内で開催された就活イベント」66.4%となりました。
今回取り上げたいのは、就活に力を入れている大学とそうではない大学には大きな差があるということです。

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大学通信が発表した高校の進路指導教諭たちの投票に基づく「就職に力を入れている大学」ランキングでは、1位は7年連続で明治大学です。その理由は、「就職ガイダンスの充実」、「就職に強く学生への目が行き届いている」です。もともと明治大は就職出陣式を行うなど、学生のモチベーション向上に努めてきました。そうしたイメージから、就職に力を入れている大学として認知されているようです。

2位は金沢工業大学で、総合的にみて工科系の大学は就職率が高い傾向にあるといえます。ベスト20には、金沢工業大以外にも九州工業大学(6位)、芝浦工業大学(15位)、東京理科大学(17位)、福岡工業大学(20位)が入っています。就職氷河期であっても、エンジニアの需要が極端に下がることはなく、高い就職率を維持していることが評価されているようです。

3位は法政大学です。全体的に、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)は就職支援に力を入れているといえます。

女子大学の中では、昭和女子大の実績が唯一のベスト20入りしています。昭和女子大学は、「少人数教育」を売りに、トップの実就職率を6年間キープしていることがその要因です。

地方就活生の悩みは就職説明会へのアプローチコスト

校内説明会

前述したように、就活に力を入れて入れている大学は都内の大学、特に私立大学が多いです。
旧帝大であっても例外はなく、地方の大学に共通して、なかなか就活に力を入れることが難しいのが現状です。その理由の一つは、校内説明会に参加する企業の数が都心と地方では大きな差があるのです。

合同説明会

大抵、合同説明会は主要都市、東京、大阪で行われます。前回のコラムで紹介したように、交通費等の出費がかさみ、就活生の負担になっています。

就活Webセミナーが地方学生にはありがたい

「就職情報サイト」の普及によって、多くの学生にとって企業研究がしやすくなりました。しかし、まだまだ直接社員に会う・話を聞く「会社説明会」という体験は重要であって、それによって会社のイメージが変わることもあります。
一部の企業では、時間場所に囚われないWebセミナーの配信が始まっています。構成は大まかに「企業紹介」→「リアルタイムでのチャットによる質疑応答」→「社員の対談」で、生放送終了後であっても視聴可能となっています。
マイナビはマイナビTVライブとオンデマンドという2つのサービスをリリースしました。就活生は参加したいセミナーを配信スケジュールページから探し、予約し、LIVEで企業説明会を視聴することができます。マイナビオンデマンドではいつでもどこでも視聴可能なライブのバックナンバーやWebセミナーが用意されています。

現役就活生の視点から

前回のコラムで紹介したように、選考会場への交通費、ホテル代の軽減を図るサポートの他に、在宅で受けられるWebセミナー、Skype面接の充実を図ることによって、地方就活生の強い味方になるのではないでしょうか。
次の記事では、Skype面接の体験レポートをご紹介します。

この記事を書いた人:サトリエ

サトリエ

東京から関西の大学に進んだ現役就活生のサトリエです。 1年間ヨーロッパ13カ国を1人旅するなど好奇心旺盛。趣味は裁判傍聴とサウナ。無類の珈琲好きです。新卒WATCHインターンを通して、人に伝わる文書の書き方を身につけたいです。