留学経験者に何を求めますか?〜夏から採用できる新卒留学生にリーチする3つの方法

こんにちは!
新卒WATCH編集部インターン、関西在住の大学4年のサトリエです。

5~6月にかけて、欧米や中国の大学で海外留学を終えた学生たちの帰国ラッシュが始まります。
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帰国する4年生の中には、帰国前に内定をとっている学生、日本で就活を始める学生、1年見送って来年に就活する学生がいます。

留学経験者が就活で有利と言われる理由の1つは、国内の学生と比べて、ビジネス英語が話せるという点です。ただそれ以上に、自ら異文化に飛び込み、時には挫折や孤独を感じながらも、周囲の人達ととけ込み、生活を送った経験が評価されているのだと思います。

今回は、1年間の交換留学でノルウェーに行っていたサトリエが自分の経験、周りの友人の話をもとに留学経験者はいつ、どのようなルートで就活をするのかについてご紹介します。また、一般化している「留学」経験者の中から、どうやって優秀な学生をみつけるのかのポイントについてもお伝えします。

「留学」は飽和状態

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ひとえに留学といっても様々なタイプがあります。海外の大学に在籍する正規留学生や、国内大学から1年ほどの留学をして戻ってくる学生、そして休みなどを使って数週間や数カ月のみの短期留学するケースもあります。

最新版の独立行政法人日本学生支援機構の調査による状況(2015年)留学期間別留学生数の推移によると、2016年の留学経験者82,234人でした。この数字は、年々伸びています。内訳は、6割以上の学生が1か月未満の滞在、6か月以上1年未満の学生が次いで多いことがわかります。
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1.留学中の学生にリーチする方法

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留学中に就活をする学生の中で特に有名なのがボストン・キャリアフォーラムです。
ボストン・キャリアフォーラムとは、20年以上の歴史を持つ日英バイリンガル向けのジョブフェアを主催するCFNが、世界中で行う企業合同説明会です。ボスキャリには業界の大手100社ほどが集まります。ボストンの他にもロサンゼルスやシドニー・東京・大阪でも行われます。
このフォーラムの最大の売りは、3日間で内定が出るということ!

私の友人でアメリカに留学していた子は、ボスキャリで日本の会社から内定をもらっていました。その子曰く、事前にESを提出して、3日間のボスキャリ開催期間中に、人事、役員面接をしたそうです。面接は、日本語で行われたそうです。留学中で忙しい学生にとって、短期間で、選考をしてもらえることはとてもありがたいです。

2.夏から就活を始める留学経験者にリーチする方法

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帰国ラッシュに伴い、東京・大阪ではマイナビ国際派就職をはじめとした留学経験者、日本にいる留学生を対象としたイベントが開催されます。国内の学生ほど、事前準備が出来ていない留学経験者は、この短期間に企業の情報収集、その中から選考を受け始めます。
ここで、学生と接点を持つことが留学経験者に確実にリーチする方法だといえます。

3.就活を1年見送る留学経験者にリーチする方法

先述したように、今の時期に帰ってくる大学4年生の中には、1年後の19卒と一緒に就活をする学生がいます。ただ、夏前から留学生対象イベントに参加したり、インターン情報、就活情報を集めを始めます。
この層の学生にリーチするには、比較的早い時期にインターンを開催することが有効的だといえます。留学経験者の帰国は5月中旬以降であるため、国内の学生より圧倒的に夏休みが長く、時間的に余裕があります。

私自身、帰国したのが2016年の5月で、1つ上の代の就活イベントに参加しました。インターンについても、探したのですが、当時は数自体が少なく、かつIT系ベンチャーがメインだったので、色んな業界を見るというのは難しかったです。

留学経験者の悩みは
過密スケジュールと情報不足

学生は大抵大学2-4年生の間に留学に行きます。留学前の期間(大学1-2年)は、留学枠を勝ち取るための、語学の向上、4年で卒業するために学部の勉強に専念します。この時期に、インターンに行くことは現実的に難しいです。留学前オリエンテーションにおいて、マイナビ国際派就職のガイダンスはありました。

私の場合、留学中の大学3年の春頃に、SNSで同級生が就活の話をしてるいのをみて、ヒヤッとしました(笑)
急いで、ボスキャリ、Wantedlyに登録したのを覚えています。
留学中は企業研究を始めるも、ネットだけの情報なので不安がありました。
Skype等での進路相談があれば利用したかったです。

見るべきポイントは留学期間ではなく、『留学エピソード』

学生の中には留学にいけば就活に有利だと漠然に考えている人が少なくありません。ただ、一昔前と比べると「留学」に行くための弊害が減り、手の届きやすいものになりました。
留学にいく目的は、人それぞれのはずです。その目的を、留学前に如何に明確に設定できていたのか、現地での努力、工夫、学び、そしてどう目的を達成して、それを今後どう活かしていきたいのかが、わかっている学生は就活においてブレることがないという印象があります。

「どうして留学にいこうと思ったのですか?その経験は今にどう活かされていますか?」留学のエピソードを聞く時に、これらのポイントを抑えることで、その学生の人物像がよくわかるのではないでしょうか。

現役就活生の視点から

私の周りには、多くの留学経験者がいます。彼ら彼女らの中には、留学前と後で大きく変わった、成長したなという人がいます。成長は留学期間には比例していません。

今の就活をみていて、「留学に行きました」といえるのは1年以上という暗黙のルールがある気がします。
1年という基準は明確で、わかりやすいのですが、そこに囚われすぎずに、学生の留学での経験、学びに比重を置いてほしいと思います。

この記事を書いた人:サトリエ

サトリエ

東京から関西の大学に進んだ現役就活生のサトリエです。 1年間ヨーロッパ13カ国を1人旅するなど好奇心旺盛。趣味は裁判傍聴とサウナ。無類の珈琲好きです。新卒WATCHインターンを通して、人に伝わる文書の書き方を身につけたいです。