インターンシップ先に内定承諾した就活生にズバリ質問!「内定承諾の決め手」は?

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こんにちは。「就トモCafe」店長の篠原です。

さて、過去の記事でもインターンシップの重要性についてお伝えしましたが、参加者を入社まで繋ぎ止めるのはなかなか難しいですよね。
(参考:「インターンシップ」参加後、選考に進んだ学生75%【2016卒就活生調査】)

そこで今回は、2016インターンシップに参加して実際にその企業に内定承諾をした学生2名にインタビューをしてみました!

インターンシップをこれから始める方、開催してもなかなか採用に結びつかないという方は、ぜひ学生側の声を参考にしてみてください。

内定承諾をした学生にインタビュー

人物紹介
Tさん(女性)・・・早稲田大学 商学部 4年生
Sくん(男性)・・・青山学院大学 国際経済学部 4年生

 
篠原:今日はインターンシップから内定承諾に至った経緯やその決め手などを聞かせてもらいたいと思います。よろしくお願いします。

TさんSくん:よろしくお願いします!

篠原:二人には事前に、企業との出会いから内定承諾までの「志望度」をグラフにしてもらいました。まずはTさんから見せてもらえますか?
 

企業との出会いから内定承諾までの「流れ」と「志望度」の変化
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私が内定承諾したのは、コンサルティングやメディア運営など、幅広く事業展開しているA社です。

■別の業界しか見ていなかった中で、出会ったA社
就活生と、様々な企業の人事担当者が集まるSNSがあり、そこでA社の人事の方とメッセージのやりとりをしました。
志望していたのは旅行業界だったのですが、「話を聞いてみようかな」という軽い気持ちで、8月に初めてお会いしました。人事の方から事業内容について話を聞くうちに、「こういうのも面白いな」と思いましたね。

ただ、それ以降はもともと志望していた旅行業界に絞って就活をしました。でも、だんだん「この業界は合わないのではないか」と感じ始め、改めて業界を広げてみようと思い立った時に、A社のことを思い出しました。
社会人の方にも「Tさんはコンサル系の仕事が向いていると思うよ」と言われていたので、これも縁だなと思い、2月のインターンシップに参加しました。

■インターンシップに参加し、志望度が上がった
3日間の営業体験と1泊2日の合宿がセットになったインターンシップでした。ここで「この会社で働きたい!」という思いが明確に湧きました。
3月時点でA社ともう1社から内定をいただき、最終的にはA社に内定承諾することを決めました。

篠原:3月時点ではもう決断をしたんですね。なかなか早いタイミングですね。

Tさん:大学の友達と比べるとそうですね。ただインターンに積極的に参加していた学生だと「4月前に就活を終えたい」と考えている人も少なくなかったと思いますよ。

篠原:なるほど。では続いてSくんはいかがでしょう?
 
Sくん:はい。私の志望度グラフは、Tさんに比べてずいぶん波が激しいです(笑)

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私が内定承諾したのは外資系メーカーB社です。

■第一志望ではなかったものの、希望する業界だったB社
5月にB社がインターンシップを開催するという情報を目にしました。元々外資系、広告の2軸で就活をしようと思っていたので、すぐに興味を持ちました。
6月~8月にかけて複数回の選考がありました。第一志望の企業のインターン選考も並行して進めていたので、B社への志望度は若干下がっていましたが、参加権利を獲得できたときはとても嬉しかったです。

■インターンシップで挫折を経験
9~10月にかけてB社のインターンシップに参加をしました。しかし、参加者の中で自分だけが全然成果を出せないという状況に直面し、それまであった自信が全て吹っ飛ばされたような感覚でした。そんな状態だったのに、なんと最終日に内定をいただいたんです。嬉しさもありましたが・・・なによりも悔しさでしたね。

■第一志望の不合格
1月、本命だった企業から不合格の通知をもらいました。しかし迷いもあったので、B社には返事を待っていただき、その後もいくつかの企業の選考を受けました。
他社から内定をいただいてからも、B社の人事の方とは常に連絡をとりあっていました。東京にいらっしゃる時には直接お話をしていましたし、電話も頻繁にしていました。そんな中で、B社の営業の方をご紹介していただき、会うことになりました。
その方から仕事の詳細な内容や働き方について、ありのままを聞きました。ここで「B社で働く」ことについて覚悟ができたと思います。そして、5月に承諾の意思を伝えさせていただきました。

篠原:行動し抜いた末に至った決断ということですね。他社の選考を受ける中での、B社の営業さんとの出会い。ここで心境の変化がありましたか?

Sくん:そうですね。それまでは「やりたいことをやる」ことを追求してきたのですが、そうではなくて「成長できる環境の素晴らしさ」を知りました。

 

ズバリ、「内定承諾の決め手」は?

篠原:二人ともサマーインターンシップの時期から積極的に活動をして、様々な企業との出会いがあったと思います。そんな中で、今の企業に内定承諾をした決め手は何だったのでしょう?他の企業と比べて何が違いましたか?

Tさん:A社はどの企業よりも触れ合う時間を割いてくれたと思ってます。

例えばインターンシップに参加した時。その日のプログラムが終了したら、そのまま飲み会に連れて行っていただいたんですね。
営業の仕事が難しかったり、フィードバックで厳しいことを言われた日でも、「あれはこういう意図だったんだよ」と説明してくれて。

ここまで時間をかけて向き合ってくれる会社は他にはありませんでした。会社全体で私たちに向き合ってくれているような感じですね。
 
篠原:なるほど。仕事の場を離れても交流の時間を作ってもらえるのは嬉しいですね。Sくんはどうですか?

Sくん:そうですね。B社には「余裕」があったと思います。
10月には内定をいただいていたのに、5月に返答するまで8ヶ月近くもお待たせすることになりました。それでも「色んなものを見てきた方がいいよ」と最初にかけていただいた言葉通り、私の活動を終始見守ってくださいましたね。

自信喪失していた時、広告業界メインで活動をしていた時。正直気持ちはB社から離れていたんですが、その時々で素直に状況をお伝えしても「納得できるまで続ければいいよ」というスタンスは変わりませんでした。私自身をどの会社よりもよく見ていただいて、フィードバックをしていただいたと感じています。
 
篠原:二人とも早い時期から企業と接触をして、時間をかけて企業との間に信頼関係を築いていったことが伺えますね。今日は貴重なお話をありがとうございました。

TさんSくん:ありがとうございました!

「学生とどれだけ信頼関係を築けるか」が鍵

インターンシップのプログラムをただ消化するだけでは、内定承諾をしてくれるだけの関係構築はできないかもしれません。
今回の二人の話からは、企業と学生の関係構築には「濃さ」と「量」の双方が求められることが伺えます。

どれだけ手間ひまをかけて学生一人ひとりと向き合っていくことができるのか。そのための体制作りこそが、今出来る最大の準備かもしれませんね。
 


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この記事を書いた人:篠原 広高(シノハラ ヒロタカ)

篠原 広高(シノハラ ヒロタカ)

就トモCafe店長。日本大学藝術学部非常勤講師。 大学卒業後、株式会社ネオキャリア入社。採用コンサルタントとして新卒採用を中心に延べ200社の採用支援に携わり独立。2012年5月就トモCafe店長就任。2年間で2万人の来店者を記録し、最近の学生の意識・動向に明るい。

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