【2021年最新】9つのLINEと連携できる採用管理システムを徹底比較してみた


「売り手市場」と言われて久しい「新卒採用」ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で、企業側、学生側双方に大きな変更が生じました。

コロナウイルス以前に戻るまでには数年かかるとも言われていますが、その影響もあり就職市場はさらなる進化を遂げています。

特に目立ったのが「オンライン化」。選考時の面接のみならず、説明会や懇親会、ひいては内定式もオンラインで実施した企業も多数ありました。

このように、発展目覚ましい就職市場において、今、注目されているのが「ATS(採用管理システム)」です。特に、新卒市場において学生の間で圧倒的な活用率を誇る「LINE」と連携したATSは、今後就活市場において必須のツールになりつつあります。

今回は、その必須ツールである「LINE採用管理システム」を9つご紹介します。それぞれのシステムを徹底比較していきます!

なぜ、LINE採用管理システムが必要なのか?

人事部の採用担当者の悩みは多々あります。選考に沿って、その代表的な悩みを見ていきましょう。

〈第1段階:母集団形成〉
悩み=母集団形成が十分にできない。

〈第2段階:説明会~選考〉
悩み=選考の日程調整が煩わしい。学生と連絡がなかなかつかない。

〈第3段階:内定辞退を避ける〉
悩み=どんなフォローをするべきかがわからない。フォローの日程調整がなかなかうまく行かない。

〈第4段階:入社へのマインドチェンジ〉
悩み=学生が会社のことをよく理解していない。早期離職がなくならない。

このような悩みは、採用担当者であれば多かれ少なかれ持っているものです。この悩みを解消するためのシステムがATS(採用管理システム)です。

採用管理システムとは

簡単に言うと、「選考過程をすべて一括して管理できるシステム」のことです。

具体的には、
1.求人管理(求人票、応募者の管理)
2.選考管理(面接の段階やその評価、面接日時の調整を管理)
3.入社までの管理(内定出しの状況や、フォロー状況の管理)

がATS上ですべて管理できます。おそらくATSを導入していない場合は、応募者の管理や面接の管理をエクセルやグーグルスプレッドシートなどで管理をしている場合が多いのではないでしょうか。その場合は、もちろんマクロの数式やPythonなどを導入して予めデータ管理をしやすくしておけば問題ありませんが、そこまで使いこなせる担当者は多くないでしょう。

毎回毎回、応募があるたびに、そして面接の日程が決まるたびにデータ入力をしているという作業が一気に効率化できるのがATSの最大の魅力です。

LINE採用管理システム導入のメリット

採用管理のメリット

「採用状況の把握、管理 → 業務の効率化 → 採用担当の別業務に時間を当てられる」

ATSを導入することによって、面接日程の調整や管理といった機械的な作業を効率化出来ます。それによって、本来採用担当者にしか出来ない仕事である「面接内容の充実、応募者へのフォロー」といったコアな仕事への時間を多く取れるようになります。

LINEを導入するメリット

就職市場における昨今のキーワードに「エンゲージメント」があります。端的に言うと「つながり」ぐらいの意味と捉えましょう。

エンゲージメントは、応募者が選考から入社へとつながる「志望度」を上げる意味でも重要ですし、入社した後の離職率を下げる意味でも重要です。

LINEは、このエンゲージメントを強めるために大変強力な武器となります。それ以外も含めて、LINEを導入するメリットを次のようなものがあります。

・学生の利用率が極めて高い=導入への障害が少ない
・メールに比べて学生がよく見る=メッセージが届きやすい
・グループを細かく設定しやすい=属性に合わせてコミュニケーションができる

また、ほとんどのLINEと連携した採用管理システムでは、LINEと連携することによって、LINEの特性を生かしてのサービスを受けられます。その例として、

・説明会や面接の日程調整がライン上で「自動で」できる
・タイムラインを通じて、会社の案内をすぐに登録者に流せる
・タイムラインで動画や画像も流せる

といったこともライン上で簡単に出来ます。LINE採用管理システムさえあれば、これまでの課題の多くがすぐに解決できます。

LINE採用管理システムの比較

ここまでは、就職市場の変化とそれに伴う採用側の課題、そしてその解決方法としてのLINE連携採用管理システムについて、その導入意義を述べてきました。

ここからは、実際にLINE採用管理システムにはどのような物があり、それぞれどのような特徴を持っているかを、一気にご紹介していきます。

MOCHICA 業界最安値!月額5,000円~ 無料のサポートがあるので初心者でも使いやすい


学生や求職者とLINEでやり取りできる、チャット対応採用管理ツールです。これまでの採用管理ツール同様学生への連絡や歩留まり管理ができるのはもちろん、LINEでメッセージが送信できることが特徴です。

できること

選考ステータス管理機能
権限管理
ダッシュボード機能
メール機能
ファイルアップロード機能
フラグ設定機能
1:1トーク機能
無料のチャットサポート体制

ここが特徴!!

MOCHICAは、見やすい管理画面とダッシュボードで操作のしやすさが最大の特徴である採用管理システムです。LINEのチャットボット機能を活用し、会社説明会やセミナーの日程をチャットボット上で管理することができます。

料金体系

エントリープランは応募100人までで月額5,000円、ライトプランは応募300人までで月額25,000円、スタンダードプランは応募者無制限で月額65,000円となっています。

next>> 月額39,800円~ 導入コンサルティングプランもあり


株式会社アローリンクが提供するnext>>は、LINEとの連携に特化した採用管理システムで、採用活動における学生とのコミュニケーションをすべてLINEで完結できるツールです。

できること

選考ステータス管理
学生情報管理
PDFアップロード管理
リクルータ管理
ダッシュボード機能
CSV連携

ここが特徴!!

LINE情報と学生情報を紐付けて管理することができ、LINEアカウントで説明会から面接、学生管理までのすべてを一括して運営できます。すべてがLINE上でできるので、セミナーのリマインドを自動化したり、フォローも自動化することができます。

料金体系

初期導入費用として100,000円必要となります。ライトプランは月額39,800円、プレミアムプランが月額69,800円となっています。それとは別に、導入コンサルティングプランもあり、年額360,000円~の導入が可能となっています。

キャリタスcontact 月額39,800円~ 大手媒体のキャリタス就活と連携


「キャリタス contact」は新卒向けの就活サイト「キャリタス就活」を運営する株式会社ディスコが提供するLINE連携型採用管理システム。LINEの、機能とナビサイトの機能を一括して管理、運営できます。

できること

シナリオ配信
自動リマインド
自動応答
QRコードエントリー
リッチメニュー出し分け
応募者管理
学校群管理
選考ステータス管理
セミナー振り分け
ファイルアップロード、CSVへのダウンロード

ここが特徴!!

最大の特徴は就活ナビサイト「キャリタス就活」と完全に連動していることです。特に、新卒採用でキャリタス就活を使用している会社は、そのままナビサイトから取り込めるだけでなく、キャリタスの運営自体を、キャリタス contactで行うことができます。

料金体系

初期導入費用はかからず、プランに応じて月額39,800円~となっています。

HR PRIME 月額35,000円~ 


「HR PRIME 」はMicoworks株式会社が提供する、LINE公式アカウントと連携した採用管理システムです。「LINEでのメッセージの一斉送信や日程調整、リマインドの自動化により、コミュニケーションコストを約70%削減します」を謳い文句としています。

できること

候補日日程調整
選考ステータス管理
候補者評価管理
パターン別QRコード作成
セグメント配信
数値分析

ここが特徴!!

シンプルな管理画面では、採用活動に関するあらゆるデータを一つに集約や管理できるので、他ツールで二重管理をする必要はありません。多くの人が日常的に使い慣れているLINEを用いて、効果的な採用活動を実現します。

料金体系

「LINE」プランでは初期費用が100,000円かかり、月額35,000円必要となります。「LINE+ATS」プランでは、初期費用が200,000円かかり、月額45,000円~となっています。
※現在は、初期費用がかかりません。

Reworks cloud 月額50,000円~ 採用フローのカスタマイズが特徴


「Reworks cloud」は、株式会社リアライブが提供する新卒向けの採用管理システムです。
メールボックス同等の画面でLINEのメッセージを管理可能にするなど使いやすさを担保。チャート形式による選考状況の可視化や採用フローのカスタマイズなども利用でき、無料トライアルも可能です。

できること

応募者の一元管理
説明会・選考会の作成機能
カレンダー形式管理
メール送受信管理
テンプレート機能
リマインドメール機能
採用進捗状況可視化機能
エントリーフォーム作成機能
PDFファイル取り込み・出力
採用フロー構築機能

ここが特徴!!

チャート形式によって応募状態が一目瞭然でわかり、会社ごとにことなる採用フローを独自にカスタマイズできます。説明会や選考場所を電話番号のみで登録できるシステムの他、多角的な分析機能が付随していることも魅力です。

料金体系

月額50,000円~の導入が可能です。

SONAR ATS 月額20,000円~ 外部サービスとの連携あり


イグナイトアイ株式会社が提供するクラウド型採用管理システムで、「Productivity(生産性)」と「Flexibility(柔軟性)」の両立を設計思想として、新卒採用と中途採用の両方をシステムの中に取り込むことができるのが特徴です。また、「OfferBox」、「ワンキャリア」、「dodaキャンパス」といった様々なHRサービスと連携できることも、大きな魅力の一つです。

できること

応募者管理
イベント・選考スケジュール管理
面接アサイン機能
エントリーページ作成
フォローアクション通知
マイページ管理
シミュレーション機能
サーベイ作成

ここが特徴!!

採用業務を「フロー図」としてひと目で見ることができるようになります。それに伴って、プレエントリー~内定出しまでのそれぞれの段階における目標数値の設定と管理が可能です。上述したように、新卒採用と中途採用の併用、また外部のHRサービスとの連携も可能です。

料金体系

基本機能を使用する場合は、「ベーシックプラン」だと、上限3,000人までで月額48,000円(但し、初期費用96,000円が必要)、「パッケージプラン」だと上限3,000人までで月額39,917円となっています。また、アドオンの料金はエントリー人数3,000人までは月額20,000円(初期費用60,000円が必要)となります。

採用一括かんりくん 月額20,000円~ 新卒・中途採用両方で利用可能


人材紹介事業を手がけるRootsが提供する新卒と中途採用の一括管理システムです。様々な分析を通じて母集団の傾向や特徴、効果的な施策を吟味することができるので、採用活動においてそれぞれの会社に合わせた機能を選択する仕組みで、コストを抑えて利用できます。またリクナビやマイナビのデータをそのままアップロードして活用ができ、専用ページで管理できます。

できること

求人ページの作成
応募者の自動取り込み・情報管理
メッセージの一括送信
採用進捗のタスク管理
応募者評価・レジュメ作成と分析

ここが特徴!!

煩雑な集計管理を自動化し、母集団形成経路の効果や選考の歩留まりなど、採用戦略に必要な情報をワンクリックで出力することができます。それによって、必要な、機能を選んだ上で機能の利用ができるため、コストの抑制が可能です。

料金体系

月額20,000円からオプションによって料金が変動するようになります。大まかなプラントしては「ライトプラン(基本的な採用管理システムのみ)」で月額20,000円~、「シングルプラン(基本的な採用管理システムとLINEとの連携も含む)」が月額25,000円~「スタンダードプラン基本的な管理システムとLINEとの連携に加え、分析などの機能も含む」」が月額55,000円~となっています。とにかく、細かく機能を選べるのが最大の魅力です。

ジョブカン採用管理 月額8,500円~ 労務管理サービスなどと連携


株式会社Donutsが提供するクラウド型採用管理システムです。求人管理や候補者管理では進捗状況をひと目で確認ができ、チャット機能を利用して応募者の情報を人事部にて共有できます。

できること

採用サイトの簡易作成
候補者の日程管理
候補者の選考結果管理
エージェントとの連携機能
応募者の自動登録
会社説明会やイベントの登録
応募者状況の分析と集計

ここが特徴!!

新卒に向けた「イベント管理機能」が使用でき、応募者から面接の日程調整ができます。またIndeedフィードなど、大手求人媒体からも応募者データを自動的に取り込むことができるので、応募者の管理がスムーズに行なえます。さらには「ジョブカン労務管理」システムと連携できるので、内定から入社までの管理も簡単に行なえます。

料金体系

LITEプランだと、50人までは月額8,500円、150人までだと、月額30,000円となっています。またSTANDARDプランだと150人までで月額30,000円であり、どちらのプランでも300人までは月額70,000円、それ以上だと月額120,000円になります。

採用係長 月額19,800円~ 求人検索エンジンとの連携が特徴


「採用係長」は、株式会社ネットオンが提供する中途採用向けのクラウド型システムです。「Indeed」集客のプロが開発した採用システムであり、求人検索エンジンとの連携が特徴。LINEとの連携もありますが、LINEのシステムを一部利用できる程度となっています。

できること

会社PR文自動作成
求人票管理システム
求人ページ分析機能
カンタンWEB面接
求人検索エンジン連携
応募者管理システム
最低賃金チェック機能
自動返信機能

ここが特徴!!

採用ページをスマートフォンからも簡単に作成できるのが特徴で、LINEのメッセージ画面から求人票作成をすることができます。また、Indeedなど7つの求人検索エンジンと自動連携があるので、求人検索とスムーズに求人の管理ができます。

料金体系

求人数により料金が決まっており、10件までのライトプランが月額19,800円~、50件までのベーシックプランが月額29,800円~、100件までのプロプランが月額39,800円~、500件まで掲載できるエンタープライズプランが月額59,800円~となっています。

おわりに

今回は、LINE連動採用管理システムについて比較しました。
従来のように、メールと電話を使用するだけでは、時間と費用面がかさむだけで効果は望めないでしょう。

これからは、大学生の習慣に合わせた採用活動が必須となります。
その際に、LINEを使った採用管理システムは大きな武器になります。

様々なタイプが出てきていますので、会社の採用状況に合わせて検討する価値は十分にあるのではないでしょうか。

この記事を書いた人:なかがわ

新卒WATCH編集部。マーケティングを通じて企業とヒトを繋げたいと思ってます。料理男子を目指して休日は料理に没頭しています。Twitterやってます!