内定辞退につながる!?アンケでわかった「ドン引き内定者フォロー」のリアル

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こんにちは!インターンのまりんです。

2017年卒の採用活動が終盤を迎え、内定承諾者も採用人数を超えて一安心。
もう内定式、そして入社式を待つだけ! ……なんてこともないようです。

2016年卒学生である友人に話を聞くと内定に関するエピソードを知ることができました。
「2社内定承諾し、どちらの内定式にも参加した後、片方の内定を辞退した」
「内定式に出た後に辞退し、秋採用で内定した企業に就職した」

そう、実は内定式を終わっても『他社の秋採用』という乗り越えるべき壁が存在します。
これにより内定辞退が発生し、採用予定人数を下回るという恐ろしい事態が発生しています。

では、どうすれば採用予定人数を達成できるのでしょうか。
そのために今からできる施策は、内定者の心を掴む「内定者フォロー」です!

そこで今回は、内定者フォローの現状について2016年卒学生と2017年卒学生にアンケートを実施しました。内定者の心に響く内定者フォロー、そして、逆効果になる内定者フォローの例を見ていきましょう!

学生に聞く グッときた内定者フォロー、ドン引き内定者フォロー

内定後にフォローやアプローチを受けた割合

内定者フォローとして各企業が取り組んでいるのは、「電話やメールによる定期連絡」や「懇親会」が多いことがわかります。
学生たちはこれらのフォローについてどう感じているのでしょうか。
 

志望度が上がった例

「社長が実家まで車できて両親と面談してくれた」(理系女子)

「内定式のあとの懇親会で取締役にお話を聞かせていただいた」(文系男子)

「わざわざ県外から来ていただき、夜遅くまで懇親会に参加してくれた先輩が居ると知った時」(文系女子)

「懇親会において、先輩社員からさらに詳しい業務内容を教えていただいたり、会社周辺の環境(おいしいお店など)も話を聞くことができたので、入社後の自身の姿をより想像しやすくなった」(理系男子)

 

志望度が下がった例

「社章を渡されて懇親会につけてくるように言われたため、強制力を働かせているように感じた」(文系男子)

「欠席の連絡をしたにも関わらず、再度出欠確認の連絡が来たときには、社内のシステムに不信を感じました」(文系男子)

「懇親会の同期と波長合わなかった」(文系女子)

「ブラックなのを全部きれいな言葉に言い換えて言われた」(理系男子)
 

志望度が上がった例に共通しているのは、「いかに働いている姿を想像できるか」という点です。
これは、社員の方の話を聞くことのほかに、上層部の方から声をかけられたり、手紙をもらえたりするなど期待されていることを実感すると、学生の志望度は一気にあがります。

その一方で、学生をコントロールしようとすると学生の志望度が下がることがわかります。
学生は自分の意思(あるいは両親を含めた家族の意思)で就職先を決めようと考えているため、内定を承諾したからといって、自由な時間を奪ったり、服装の強制など自由意思を軽んじるような行為をしてしまうことで、逆に学生たちが逃げてしまうという現象が生じているのです。

研修課題では「学生のメリット」を重視しよう

次に課題や研修の内容について見ていきましょう。

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こちらでは、「集合型の入社前研修」や「内定先でのアルバイト・インターンシップ」を課題としている企業が多いようです。その他に、「近況報告などレポートの提出」など実際に会社に訪れなくてもできる課題を出している企業もあります。

こちらも学生の生の声を聞いてみましょう。
 

志望度が上がった例

「インターンシップに参加させていただき、内定者アルバイトの紹介など色々なフォローをしてもらった」(理系男子)

「仕事内容がわからない部署の人を紹介してくれ、会社訪問ができた」(文系男子)

 

志望度が下がった例

「交通費の出ない卒業前(2月)からの研修や業務」(理系女子)

「感想文提出を求められた」(理系男子)

 
アルバイトやインターンシップは、強制でない限り、非常に好感をもっている学生が多く、人気でした。
一方でレポートや感想文の提出は、学生にとってメリットのない課題となってしまっているため、課題をおこなう意味を見出すことができず、志望度が下がってしまう学生も多いようでした。
これを見ると、課題や研修をおこなう場合、テンプレート通りの実施では学生の心に響いていないことがわかります。研修を成功させるために必要なのは、「何のために」「どのように」実施するのかをしっかりと考えることです。
たとえば、「実際の業務を通して、働く姿をイメージさせるために」「社員と同じように扱う」とするのであれば、社員同様に交通費支給などの待遇をするなど、なるべく学生の負担が大きくならないような工夫も必要かもしれませんね。
 

1~3月はNG!? 学生からの内定者フォローに関するお願い

アンケートを実施する中で、学生から人事の方へ普段いえないお願い事を書いてもらいました!
「現実を見せることも大事 『仕事はきついし理不尽ですが頑張れば必ず報われます』などを早めに伝えることでギャップの解消になる」(文系男子)

「内定者向けのイベントは定期的に行う方が志望度を落としにくい」(理系男子)

「フォローがありすぎるのは少し面倒、特に1月2月3月にフォローがあるのは嫌。最後の長期休みくらい自分の時間を使いたい」(文系男子)

「同期と仲良くなるための懇親会は嬉しい。人事だけでなく、いろんな社員さんと就活を通して触れ合えることは楽しい」(文系男子)

 
定期的にフォローして欲しい、放置してほしい、学生の思いは様々です。
実際に内定者がどう思っているのか、直接話を聞いてコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。

 

最後に

いかがでしたか?
学生視点で内定者フォローを見ていくことで、どのような施策をしていくべきかを再確認ができました。

私自身、高級ディナーをご馳走になりつつ取締役の方と話せる少人数懇親会といった内定者フォローを受けました。丁寧な扱いをしてもらえることによって「新卒に期待をしてくださっているのではないか」という思いを感じ、入社意欲が高まりました。
また、お世話になった社会人の方に就職活動終了の連絡をした際に、その会社について「いい会社だね」と言ってくださる社会人の方が多かったことも志望度アップにつながりました。

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この記事を書いた人:まりん

まりん

17卒の現役就活生。文系の大学でマーケティングを学んだ後、飛び級制度を利用して、大学院に進学。現在は、株式会社ネオキャリアに学生インターンとして参加している。特技は、「人前で話すこと」と「即興図解思考」。