「ニューノーマル時代の新卒採用活動実態」に関するアンケート
今回、HRプロ様のご協力の元、新卒WATCH編集部にてアンケートを実施しましたので、
そのアンケート結果をお伝えできればと思います。
●調査概要
調査主体:株式会社ネオキャリア
調査期間:20/11/27~12/10
調査方法:WEBアンケート
調査対象:上場および非上場企業の人事責任者・担当者
有効回答:216件
社数 | 構成比 | メーカー | 非メーカー | |
1001名以上 | 52 | 24% | 25 | 27 |
301~1000名 | 55 | 25% | 21 | 34 |
300名以下 | 109 | 50% | 47 | 62 |
合計 | 216 | 100% | 93 | 123 |
質問1:21年卒採用で活用した採用手法を教えてください。
21卒採用で主に活用された採用手法は「インターンシップ」「就職サイト」
「イベント・合同説明会(オンライン含む)」が50%を超え、
母集団形成のメインツールとして利用されていることがわかります。
質問2:21年卒採用のインターンシップを最初に実施・開催した時期はいつですか。
インターンシップの実施率は全体で50%が実施しており、1000名以上の企業では
8割近くが実施をしていることがわかる。全体の開催時期は3割がサマー(6-9月)、
残り3割がAW(10~2月)の実施となっており、300名以上の企業においては、
サマー期間からの実施が多いことがわかり、早くから実施し学生と接触していることがわかる。
質問3 : 21年卒の採用で課題だと感じたことを教えてください。
21卒採用を振り返っての課題としては、コロナ影響による「オンライン・コロナ対応」が
最も多く、次いで学生と直接接触ができない中で「自社への惹きつけ」や「内定者フォロー」などに課題を感じた企業が多かったようだ。
コロナ影響以外では継続して母集団形成が高く、集客に苦戦している企業も継続して多いことがわかる。
質問4 : 22年卒の採用想定人数を教えてください。
22卒採用の想定人数としては、10名未満が全体の6割を占めており、
1000名未満の会社では30名未満が全体の9割前後を占めている一方、
1000名以上の会社では50名以上が6割を占めていることがわかる。
質問5 : 22年卒の採用で、すでに利用している・または利用が
確定しているツールや取り組みを教えてください。
22卒採用の採用手法として考えられているものとしては、 母集団形成手法として
「インターンシップ」「就職サイト」「イベント・合同説明会(オンライン含む)」が
上位を占め、採用ツールや適性検査などはコロナ禍において直接接触が出来ない分、
重要度が高まり、利用する企業が増えそうだと考えられる。
質問6 : 22年卒の採用でこれから利用を検討するツールや取り組みを教えてください。
これから22卒採用手法として検討するものとして非常に高いものとして、
母集団形成においては「インターンシップ」「ダイレクトリクルーティング」、
惹きつけや見極めにおいては「採用ツール」「適性検査」が非常に高い。
質問7:貴社でインターンシップを実施する際の集客方法について教えてください。
インターンシップの集客手法としては、「大手ナビサイト」を筆頭に、「イベント」や
「ダイレクトリクルーティング」が主な手法となっています。1000名以上の企業に
おいては「採用HP・オウンドメディア」など自社HPからの集客に力を入れていることがわかります。
質問8:昨今、新卒採用においても注目されるダイレクト
リクルーティングサービスの、貴社での活用情報を教えてください。
ダイレクトリクルーティングは徐々に利用率は高まってきたものの、未だ半数近くの企業は
利用予定がないと回答している。一方利用している企業においては母集団形成やターゲット
学生へのアプローチと、明確な目的を持って利用を進めていることがわかる。
質問9:現在、新卒採用において1名の採用あたりどの位の費用がかかっていますか。
一人あたりの採用単価は全体で半数近くが30万円以下と回答している。
全体的には一人あたり50万円未満で採用活動を行っていると言えるだろう。
従業員規模が大きくなるにつれ、一人あたりの採用単価は高くなる傾向にある。
質問10 : 23年卒の採用で既に着手している取り組みを教えてください。
23卒採用の準備はまだ過半数以上の企業が未着手となるが、すでに動き出している
企業は「戦略や予算策定」「ツール選定」など、具体的に準備を進めていることがわかる。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本日は22卒採用もまもなく!ということで、他の企業様の状況についてアンケート結果の発表をさせて頂きました。
「採用は情報戦!」ということで
引き続き新卒採用ご担当者様のお力になれるように日々様々な情報を発信してまいります。