動画マーケティングの波が新卒採用にも必ず来る! 【海外企業の採用動画サンプル集 1】

こんにちは!インターンのマリナです。
3月を迎え、いよいよ18年卒の採用活動が本格的に幕を開けましたね。昨年に引き続き、短いスケジュールの中での激しい人材獲得競争が予想されています。

まずは春の広報期間で、たくさんの学生を惹きつけておきたいところ。
そこで近年、学生へのアプローチとして動画を活用する企業が増えてきています。

日本ではまだ目新しいように感じますが、海外ではソーシャルリクルーティングの一環として、大企業からスタートアップまで多くの企業が活用しているコンテンツです。

例えば、こちらのDropBox社による動画。内容は社員インタビューですが、映像内で話しているのは、なんとも可愛らしいパペットたちです。
パペットはそれぞれの社員に似せて作られているとのこと。親しみやすさとメッセージ性が調和した、優れたアイディアとして評価されています。

今回は全3回のシリーズとして、海外の魅力的な採用動画をご紹介します。学生に「届く」PRのヒントを、ぜひ見つけてみてください。

採用活動に動画を使うメリット

インターネットの情報発信ツールを用いる、ソーシャルリクルーティング。
Jobvite社による2015の調査によると、アメリカでは96%の企業が採用にソーシャルメディアを活用しているそうです。

これらの企業は自社のサイトだけでなく、SNSやYouTubeなどの動画メディアと連携してブランディングや認知度を高めています

では、採用活動に動画を使うことには、どのようなメリットがあるのでしょうか?

自社の「本当の姿」を伝えることができる

認知度がそれほど高くない企業は、職場の雰囲気や事業内容などで自社の魅力を伝える必要があります。
動画ならば、こうした要素をよりリアリティのある形で示すことができます。
また、応募者が「この会社で活躍する自分」をイメージしやすくなるため、入社後のミスマッチの軽減にも役立ちます。

文字より多面的な情報で、他社との差別化を図ることができる

求人情報を公開するにあたっては、文字や写真だけではライバル企業との違いが伝わらない・文字が多すぎて敬遠されるといった課題があります。
動画を用いれば、分かりやすさが増すだけでなく、「職場の雰囲気」や「ブランドイメージ」など、就活生が重視するが、言葉では表現しきれない要素も伝えることができます。

動画広告プラットフォームを使って、より多くの学生に届けることができる

動画広告は、SNSやスマートフォンでも視聴できるYouTubeなどの動画サイトからも配信することができます。
したがって、「デジタルネイティブ世代」である最近の学生に届きやすいコンテンツであると言えます。また、インターネットを通じて不特定多数へのリーチが可能となるため、応募者の確保にかかるコストや労力も減らすことができます

就活サイト動画、企業説明会動画だけじゃない!1つのソースで多様な活用ができる

採用においては、PRの他にもさまざまな活用方法が考えられます。
例えば、オンラインでの説明会・面接は、多忙な学生や遠方に住む候補者への対応として効果的です。また、エントリー後に採用課題をビデオメッセージで送ったり、内定者フォローの新しい形としても関心が高まっています。

リアリティのある「我が社の本当の姿」を見せる採用動画事例

それでは、実際に海外で作られている採用動画をご紹介していきましょう。
今回は、メリットのひとつとして挙げた「企業の本当の姿」の魅せ方が上手い事例を集めてみました。

Deloitte

朝のエレベーター、同僚の背中にコーヒーをかけてしまった!あなたは次にどんな行動をとる?
Deloitteの採用サイトでは、従業員の一日を、ゲームのように体験することができます。
視聴者がトラブルに際して選択する「正解」は、Deloitteがコアとする人材要件です。例えば冒頭のシチュエーションでは、「正直に話して謝る」を選ぶ、素直な人物像が示されます。
動画の終わりには、12の職種別に、さらに詳しい情報や魅力を知ることができる映像が用意されています。
楽しみながら企業のコアを知り、見終わった頃にはより具体的な興味が湧く。ターゲットの行動を見据えた、凝ったつくりの映像になっています。

Deloitte

Zoosk

Zoosk – Recruitment Video from Nelsen Brazill on Vimeo.

Deloitteの映像でも使われている、主観視点。FPS=Fist Person Shooting という主観視点のゲームのジャンルが欧米の若者に大人気なところからインスパイアされているようです。こちらの動画でもその撮影方法を取り入れ、バーチャルでの職場訪問を体験できるようになっています。
出勤からランチタイム、退勤まで、オフィスで働く人々の様子が映し出され、実際の業務や環境を知ることができます。まるでその場にいるかのような臨場感は、応募者のイメージを作るのに効果的です。

Rackspace

一転、Rackspaceの採用動画はとてもシンプル。ナレーションやキャプションは一切入れず、Rackspaceの「とある1日」の様子が淡々と写し出されていきます。
言葉がなくても、活き活きとした雰囲気や従業員の真剣なまなざしから、企業の魅力がダイレクトに伝わる映像になっています。
多くのことを伝えねばと思うと、入れ込む情報や構成に悩んでしまいがちです。視覚情報を最大限に活かしたこの手法は、時間もコストも抑えられる分、取り入れやすいのではないでしょうか。

Vimeo

What it's like to work at Vimeo! from Andrea Allen on Vimeo.

もうひとつ、真似しやすい事例としてご紹介したいのが、Vimeo社が一発撮りで作成したこちらの動画です。
映像では女性がオフィスを歩き回り、働いている社員に「今どんな仕事をしているの?」と話しかけます。その後、それぞれの社員がVimeoで働くやりがいを話す内容となっています。
格好良さやまじめさを予め用意するよりも、こんなカジュアルな映像の方が、社員の「生の声」を感じることができるように思います。また、職場の仲の良い雰囲気も、一貫して伝わってきます。

HubSpot

社員インタビューの巧みな取り入れ方は、Hubspotの動画からも学ぶことができます。
この映像では複数の社員のコメントが紹介されますが、インタビュー映像と
実際の作業環境とが交互に映し出されています。
実際に働いている姿を想像しながら、社員の生の声を聴くことができる。このような見せ方ができることも、動画ならではの持ち味です。

「我が社の自慢」を軸に、動画でありのままの姿を見せよう

今回取り上げた動画は、内容だけで言えば一般的な企業紹介や社員インタビューです。こうした映像にリアリティを与えるためには、「どんな姿を伝えたいか」「どのように受け取って貰いたいか」を明確にすることが出発点であるように思います。
事業の成長性、職場の雰囲気の良さなど、いわば「自社が一番自慢できる部分」は、企業によってさまざま。ご紹介した手法を参考に、オリジナリティのある採用動画を作ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、国内の採用動画最新まとめならHRnoteの記事【感動は学生の心を動かす】思わず見入ってしまった新卒採用動画まとめ もぜひご参照ください。

この記事を書いた人:マリナ

マリナ

都内大学で政治学を専攻しながら、新卒WATCHインターンに参加。 よい情報を選ぶ目と、わかりやすくお伝えする力を養えるよう、日々勉強中です。美味しいものが好きな万年ダイエッター。