#STAY POSITIVE そもそも何故「新卒採用」が行われているのか?


こんにちは!新卒WATCH編集部のなかがわです。
突然ですが、みなさまは何故「新卒採用」を企業側が行っているのかご存知でしょうか?

正直に申し上げると答えは1つではありません。しかし基本的な根幹の考え方は共通する部分があると思います。
新卒採用を行う「裏側」を知ることで、少しでも就職活動にお役に立てれば幸いです。

TOPICS
・新卒採用における、4つの長期的効果
・新卒はポテンシャル採用。見極めるのは「将来の姿」。
・インターンシップからの「ジョブ型採用」への移行も進む

新卒採用における、4つの長期的効果


「採用」といっても新卒採用の他にも「中途採用」「アルバイト採用」があります。
そちらと比較した時にどのようなメリット・デメリットがあるのか。そちらをまとめた表が上記になります。

新卒社員は中途社員などと比較すると、教育に時間と手間がかかりますが、良い人材を採用し、教育することができれば、自社の将来の成長にとって、非常に重要な役割を担ってくれる人材になります。採用・教育を行う際は、その前提をしっかりと理解し、迎え入れることが重要となります。

また、新卒採用は経営活動において4つの長期的効果があると言われています。

1.組織人員構造の継続的若返り

従業員の年齢構成が高齢化していくと組織の若返りという課題にいきあたります。若手の確保なしには年齢構成を一定に保ち続けることが出来ませんし、価値観が固定化されるので、長期的には企業の存続自体が危ぶまれます。そのため、若手の育成も視野に入れた一定の期間での採用(中途採用も含めた)が必要不可欠になります。

2.未来の幹部候補人材の獲得

中途採用での幹部候補人材獲得には「求める人材が市場にいない」「年収が高い」などの障壁が多く、給与水準などの条件面を大手企業以上に打ち出せない企業にとっては実現が困難です。また、人材要件次第では、企業文化の理解も求められると思いますが、それらも新卒から入社して成長した社員とは大きな差があります。それらを考慮して、長期的に幹部候補人材を獲得して、自社で育成していけることが企業の競争優位性にも繋がります。

3.激化した中途採用市場の補完

景気変動は採用難易度を変化させることが多く、特に中途採用市場は新卒採用よりもその影響を受けやすいです。つまり新卒採用で安定的に人員確保する手段を持つことは人員計画を達成する手助けになる可能性が高いです。実際、転職の求人倍率2.81倍(19年11月)に対して、新卒は1.83倍(20卒採用)と競争倍率が転職の方が厳しい場合が多いというデータがあります。

4.新卒採用メディア露出を通じた企業文化・ビジョンの再構築

学生が企業選定軸として、企業ビジョンや企業文化を重要視しているケースが多く、その際に「伝わりにくい内容」「現場で浸透していない」などが企業の志望度を下げる要因になりえます。そのため、企業文化やビジョンが社員に浸透させるためや伝えたい本質を別の言葉に変えるなどをして、既存の内容を再構築するケースが多いようです。

新卒はポテンシャル採用。見極めるのは「将来の姿」。

新卒採用を成功させるためには、今の自社にとって、必要な業務ができるかどうかという観点だけでなく、自社の将来のビジョンと、学生の将来の姿がマッチするかどうかを見極めることが非常に重要となります。新卒採用はポテンシャル(可能性)採用だと言われていますが、その学生が今できることに対して、判断をするのではなく、「将来の姿」に対して判断をするという観点が必要になってきます。

上記のように、将来海外展開をしたいと考えているシステム会社において、今必要な人材は「システム開発のスキルのある学生」ですが、将来海外展開をしていくことを見据えると、今のうちから、将来海外赴任して、拠点のキーマンを担える、グローバル志向のある人材が必要になってくるでしょう。そう考えると、開発スキルがある学生をよりも、将来海外で活躍できるような志向を持った学生を採用しておくことが重要だということをご理解いただけるでしょう。

インターンシップからの「ジョブ型採用」への移行も進む

日本経済新聞の記事でも発表がありましたが、上記のようなポテンシャル採用ではなく職務を明確にした「ジョブ型採用」への移行も進んでいます。

背景としては国際競争力の低下、ダイバーシティの浸透などが挙げられます。
ポテンシャル採用で総合職採用、といった採用だけでなく専門性を持った人材や、多様な人材を採用するといった考え方が高まり始めています。
現在はポテンシャル採用が主流なのは事実ですが、上記記事のようにジョブ型採用が主流になる日は近いのかもしれません。

良くも悪くも昨今の影響から、様々な変化が起こっています。
就職活動においても同様で、今までなかったようなチャンスが色んなところに存在しているかもしれません。
ピンチでありチャンスでもあります。是非この機会を活かしていただきたいと思いますし、そのために本記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

#STAY POSITIVE #頑張れ就活生

この記事を書いた人:なかがわ

新卒WATCH編集部。マーケティングを通じて企業とヒトを繋げたいと思ってます。料理男子を目指して休日は料理に没頭しています。Twitterやってます!